「キリストの祝福に満ちあふれて」使徒25章1~12節

8月6日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtube.com/live/hfn1RVw4lb8

今日の箇所で、ついにパウロのローマ行きが決定します。しかしパウロはローマに行くのですが、会いたいと願っていたキリスト者たちのところへではなく、囚人として、裁判にかけられるために行くことになってしまったのです。パウロはこのことが決まった時、落胆したでしょうか。そうは思えません。おそらくパウロは、思いもしなかった形で、主の導きによって道が開かれていったことに喜び、主をほめたたえたに違いないと思います。パウロはローマ書の中で、「あなたがたのところに行くときは、キリストの祝福に満ちあふれて行くことになると分かっています。」(ローマ15:29)と語っています。自分の思い通りではなかったとしても、キリストの祝福に満ちあふれて導かれる確信がパウロにはありました。私たちは願った通りにことが運ばず、落胆してしまうことがあります。なんでこんなことが、と思うようなことも経験します。しかし主は、私たちの思いを超えた、私たちにふさわしい道をいつも備えていてくださるお方です。私たちも主イエス様と共に歩み、この方を信頼して歩むこと自体が「キリストの祝福に満ちあふれた」歩みなのです。

関連記事

  1. 「神の驚くべきみわざによる宣教」 使徒の働き28章1~10節…

  2. 「知恵と御霊によって」使徒の働き6章8~15節

  3. パウロの告別説教①「神に対する悔い改めと主イエスへの信仰」使…

  4. 「ただ、おことばを下さい」 ルカ7章1~10節

  5. 「金銀ではなく、キリストを」使徒の働き3章1~10節

  6. 「心は内で燃えている」ルカ24章13~32節