「正義と神への愛をおろそかにしては」ルカ11章37~54節

 今日の箇所は、イエス様がパリサイ人と律法の専門家に対して、何度も「わざわいだ」と厳しい言葉を述べられる場面です。パリサイ人に対しては、外側のきよさを求めるが、内側は強欲と邪悪で満ちていると見抜かれ、「正義と神への愛をおろそかにしている」と述べられました。また律法の専門家に対しては、自分たちの律法の解釈を持って、人々に重荷を背負わせているが、自分たちは一向に真に律法を守っているわけではないと述べられました。そして旧約時代から続く罪の責任は、この時代に問われると語られました。これに対してパリサイ人らはイエス様に敵意を抱き、敵対心を持ちました。私たちも何をするにしても、「正義と神への愛」をおろそかにしたくはありません。そして、いつも人の罪の全責任を担い、私たちの身代わりとなって十字架にかかられたイエス様を忘れたくありません。そしてそこに表される「神の愛」を受け取り、聖霊にきよめられ、前進していきたいと思うのです。

関連記事

  1. 「イエスの名を信じる信仰のゆえに」使徒3章11~16節

  2. 「十字架によって平和をもたらす」 コロサイ1章19~20節

  3. 「ダビデの子であり、主であるキリスト」 ルカ20章41~4…

  4. 「聖霊によって変えられる」使徒の働き10章1~23a節 

  5. 「私たちを用いてくださる神様」エステル記4章13~14節 

  6. 「あなたがたが行って実を結び 」ヨハネ14章16~17節 戸…