「嘆きは踊りに」詩篇30篇

8月30日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtu.be/dCLTiLdIl88

 この詩篇30篇は、ダビデが死を覚悟するほどの苦しみにあったときに経験した癒し、救いを感謝し賛美した詩です。ダビデはまず「私が叫び求めるとあなたは私を癒してくださいました」とその救いのみわざをほめたたえます。そしてその苦しみの中で気付かされたことが、神の「御怒りは束の間、いのちは恩寵のうちにある」ということでした。また「夕暮れには涙が宿っても 朝明けには喜びの叫びがある」と涙の中で経験する主のあわれみを覚えたダビデは、感謝が溢れ、喜び叫びます。ところが、その恩寵のうちにあることを忘れるならば、すぐに「私はおじ惑いました」と自身の弱さを認めています。そしてさらに主のあわれみを求め、「あなたは私のために嘆きを踊りに変えてくださいました」と主は涙を喜びの叫びへと、嘆きを踊りに変えてくださる方と賛美し、この賛美は「押し黙ることがない」ととこしえの感謝を表します。私たちのいのちも主の恩寵のうちにあります。その恩寵の舞台にあるならば、たとえ涙や嘆きの中にあっても、喜びの叫びと踊りに変えてくださいます。ですからどんな時も恩寵のうちにあって、高らかに賛美をささげていきましょう。

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