8月29日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
詩篇23篇は、神様と私たちとの関係を、羊飼いと羊にたとえ、主への信頼が賛美されています。詩人はまず、主が私の羊飼いなので、私は乏しいことがないと、緑の牧場に伏せ、水辺で、羊飼いに見守られながら憩う羊に、自分自身を重ねます。それはただ単に、心や体が憩うのではなく、「私のたましい」が生き返ることだと賛美します。現実世界では「死の陰の谷」という試練や苦しみの道を歩むことがありますが、詩人はわざわいを恐れないと言います。その理由こそ、羊飼いである主が、「ともにおられますから」と述べます。主は、私たちを相応しく導き、恐れや不安をよそに、私たちのために食卓を整えて、恵みで溢れさせてくださる。このような麗しい神様との関係があるからこそ、詩人は「いつまでも、主の家に住います」と主への信頼を告白し、この詩篇を閉じています。私たちも先行きが見えない状況にあるからこそ、主に信頼し、主こそ良い牧者であることを賛美しつつ、主の家に住まいたいと思います。主は私の羊飼いです。