「聖霊を欺く罪」使徒の働き5章1~11節 

9月5日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtu.be/5ZDZKk4JNtw

 初代教会のクリスチャンたちは、一人ひとりが恵みに応えて、持ち物を共有し、助け合うという交わりを形成していきました。その一方でサタンは、巧妙にその交わりの一致を壊し、「偽善」という聖霊を欺く罪によって、教会の聖さを汚そうと企てました。サタンに心奪われたアナニアとサッピラという夫婦が、所有する土地を売り、その売却代金の全てを神様にささげたかのように見せかけ、聖霊を欺く罪を犯しました。その罪をペテロによって指摘されたアナニアとサッピラは、その場で息絶え、死んで葬られました。この大変ショッキングな出来事を通して、教会はさらに主を恐れ、聖霊が、教会の内に豊かに働いておられることを現実的に覚える出来事となりました。これは、当然この時に限った出来事と理解できますが、私たちの偽善、虚栄心が、いかに教会の聖さを汚し、交わりの一致を壊す、聖霊を欺く罪となるかを教えています。私たちは誘惑に負けやすく、自分自身をよく見せたいという虚栄心があることを自覚し、主を恐れつつ、主の御前で正直に歩んでいきたいと思います。

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