4月3日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
ハバクク書は、信仰の原点になる書物です。なぜなら、ずばり「信じること」、神の約束を信じきって、その約束にあって喜んでいることを取り扱っているからです。ハバククは神に向かってなぜ世の中に不正義があるのか。なぜ異邦人の敵が神の民を攻めるのかと訴え神に回答を求めます。この書の中心テーマは「正義である神がなぜ悪人を用いて神の民を懲らしめるのか」そして神の沈黙への疑問です。神はこの問いに直接応答されませんが、たとえ遅くなっても待つように(ハバクク2章3節)と言われます。今、起こっていることが正反対に見えることがありますが、今だけを見ると悪いことばかりが起こっているように見えて、神がおられるのか、あるいは、おられても何も行動に移しておられないのではないかと感じる時があります。けれども、そこで必要なのは信仰です。私達の思いと異なる思いを持っておられる神を信じること、また、自分の思いよりもはるかに大きなことを考えておられることを信じることです。正しい人はその信仰によって生きる(ハバクク2章4節)。