「福音のためなら」使徒の働き21章17~26節

4月23日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtube.com/live/YBZVg6LK3nY

第三次伝道旅行から帰ってきたパウロたち一行を、エルサレム教会の人たちは喜んで迎え、伝道旅行の報告を聞いて、神をほめたたえました。ところが教会の長老たちは、パウロたちがユダヤ人の慣習を否定していると誤解されていることに懸念を示し、ある提案をします。その提案とは、パウロもユダヤ人の慣習であった誓願を立て、その費用をパウロ自身が出すことによって、誤解を解こうというものでした。それは本来する必要はありませんでしたが、パウロは、教会の長老たちの提案を受け入れ、従いました。パウロは福音に本質的なことに関してブレることはなく、一切妥協することはありませんでしたが、それ以外については柔軟でした。それは一人でも多くの人が救われるためであり、「弱い人々には、弱い者になる」(Ⅰコリント9:22)ことによって、多くの人が福音の本質を掴んでほしかったからです。私たちも、揺るがない核心とすべきことは何であるかを見極めつつ、それ以外のことについては柔軟でありたいと思います。そして福音がより多くの人に届くために、ある時は私たちも私たちの「正しさ」を捨てて、愛を持って相手の立場に立って譲歩し、主の御名がほめたたえられることを優先したいと思います。

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