「キリストの主権の下に」使徒の働き22章22~30節

6月11日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

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パウロが、私(パウロ)を異邦人へと遣わされたのは、主ご自身であると弁明したことに対して、それを聞いた人々は、声を張り上げ怒り狂いました。私たちも、主の憐れみ深さ、人知を超えた愛を前にして、憤ってしまうことがあるかもしれません。そのような時にこそ、今自分が主の前にどのような状態であるかを顧み、祈り、落ち着きたいと思います。28節、ローマ市民権を持つパウロに対して、千人隊長は、「多額の金で市民権を買った」と言いました。このことからも、どれほどこの世の権利、権威を持つことが、世にあって大事であるかを見ます。一方パウロは、この世の権威を持ちつつ、しかしその権威も神からのものであり、福音を宣べ伝えるために用いました。そして全ての権威は主イエスの下にあることをわきまえていました。30節、最終的にパウロは最高法院にかけられることになりますが、このことを通して、ローマへの道が開かれていくことになります。福音は、いよいよ当時世界最大の帝国の首都であったローマに届けられていくのです。ここにも主の導き、神の主権を見ます。

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