「どうして怖がるのですか」マルコ4 章35~41節  成実 朝子KGK主事

9月10日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://www.youtube.com/live/LHpk5H4TZvY?si=Y2CQ-6QKz3IlcjjM

イエス様に「向こう岸へ渡ろう」(35節)と言われて、ガリラヤ湖の北側(カペナウム)から、東側に舟で移動していた時に突風が起こりました。ガリラヤ湖は、特に夕方は空気が急に冷えて突風が吹いたそうですが、自分が乗っている時に起こったらなぜこんな時にと思うでしょう。その中で眠っていたイエス様に、弟子たちは「先生。私たちが死んでも、かまわないのですか」(38節)と言いましたが、イエス様こそいのちを一番大切に思っている方です。
40節は、イエス様が自分を信じるようにという勧めで、突風・波は弟子たちの信仰の状態を知るための試験(機会)だったのではないかと思います。それは落とすためのものではなく、自分たちの状態に気付き、イエス様に対する信仰・信頼を深めていくための試験(機会)です。私たちは自分がどこに立ち、何に頼っているかに気付いた時に、自分の状態を知ることができます。神様はいつも、そこから神様に頼る歩みを始めることを願い、励ましてくださる方です。

関連記事

  1. 「苦難を通して力強く広まる主のことば」使徒19章8~20節

  2. 「死は勝利に呑み込まれた」Ⅰコリント15章54~58節

  3. 「自分の敵を愛しなさい」

  4. 「生ける神のことばに耳を傾けて」使徒の働き14章8~18節

  5. 「すべての人の心をご存じの主」使徒の働き1章12~26節

  6. 「主に立ち返り、主を信じるために」使徒の働き9章32~43節…