11月26日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
https://youtube.com/live/Q_aWw2GlZc4
パウロの福音宣教は、どこででも、まずユダヤ人になされていきました。なぜなら主イエスの福音は、旧約聖書で約束されていた「イスラエルの望み」だったからです。しかし一方神は、ユダヤ人たちがその望みを受け取らないゆえに、今度は異邦人に宣べ伝えられていくということも語られていました。パウロはこのローマでも、福音は世界大に宣べ伝えられなければならないという神の計画を示しました。そしてそれを実行へと働きかけるのは聖霊であることを強調しています。一見、神は救いのことばである福音を、ユダヤ人たちが拒むことも計画されていて、彼らが拒否することによって、世界大に宣べ伝えられていくことを定められていたと受け止められるかもしれません。しかし他の見方によっては、拒むかもしれない人たちに、まず神の救いの言葉は、宣べ伝えられているとも言えます。今日の箇所でも、私たちにとって厳しいと思える言葉が語られています。でも、それは神の本気度の表れです。本気で私たちを救おうとしているのです。神は「だれも滅びることがなく、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです」(Ⅱペテロ3:9)