4月16日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
https://youtube.com/live/diMlTJlV6_o
今日の箇所で、パウロの第三次伝道旅行は終わります。パウロは御霊に縛られてエルサレムに帰ることを決意しますが(20:22)、帰路で出会うキリストの弟子たちからは、パウロの身を案じるがゆえに、また御霊に示されて、エルサレムに行かないよう説得されます。どちらとも聖霊に示されていますが、聖霊は、エルサレムで待ち受ける「鎖と苦しみ」(20:23)を証ししているのであって、その現実に対してどう対応するかは、委ねられていることでした。パウロは「主イエスの名のために」死を覚悟で帰ることを決意しており、ルカをはじめ、弟子たちは最終的に「主のみこころがなる」ことを最優先し、パウロを涙ながらに送り出しました。このように聖霊は、私たちを導きますが、時にどのように選択し、歩み進めばよいか分からないことが多々あります。その場合、私たちは祈りつつ、聖霊の導きに委ねて、「主のみこころ」を求めながら、決断していきたいと思います。「主のみこころ」を求めて歩んでいくことが、しいては「主イエスの名のために」生きることであり、主はその歩みを喜んでくださるに違いありません。