「死者の復活という望み」使徒の働き23章1~10節

6月18日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtube.com/live/EunDOTsgeVY

パウロは、ユダヤ社会の最高法院(サンヘドリン)にかけられ、議場の中で「死者の復活の望み」について罪状がかけられているということを語りました。すると議場は「死者の復活」をめぐり分裂し、混乱状態となってしまいました。このように結果から見ると、パウロは、サンヘドリンの中にある問題を知っていて、自分自身を守るための知恵として、「死者の復活」を語ったとも受け取られるかもしれません。しかしパウロは「死者の復活」の「望み」を語ったのであり、自身にかけられている罪状をきっかけとして、キリストを信じることで与えられる「望み」を語りたかったのです。「死者の復活」は、この世にいのちが与えられた全人類にとって最高の「望み」です。私たちは皆「死」を迎えますが、その先にある復活の後に待っている世界は、神の御前にある永遠の平安であり、喜びであり、楽しさです(黙示録19章7節)。この「望み」は、イエス・キリストを信じることによって与えられます。神はこの望みを与えるために、私たちにいのちを与え、主イエス様を与えてくださったのです。いのちある者は皆この「望み」を持つことが出来るのです。

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