「神の国はあなた方の中に」ルカ17章20~37節

 今日の話は、パリサイ人がイエス様に「神の国はいつ来るのか」と尋ねるところから始まります。この問いに対してイエス様は「目に見える形で来るものではありません」と言い、「神の国はあなたがたのただ中にある」と言われました。つまり「神の国」をユダヤの国としての再興を念頭に置いていた彼らに対して、イエス様は目に見える形ではない「神の支配」という視点から教えられました。そしてそれは人のうちから始まる神の支配でした。続けてイエス様は、その神の国の完成、ご自身が再びこの地に来られる時のことを語られます。その日はノアの箱舟やロトのソドムのように、誰も予想していない時に訪れ、神の言葉を守り従う者は救われ、聞き従わなかった者は滅ぼされてしまうということでした。神様は2000年前に御子キリストをこの世に遣わし、いよいよ神の国の完成に向けて、介入されました。しかし完成がいつなのかは誰もわかりません。ですから私たちは身を慎み、主への信頼を持って、その時に備えたいと思います。そして神の国が私たち(教会)のうちから始まっていることの喜びに生かされたいと思うのです。

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