「笛を吹けど踊らず」ルカ7章31~35節(18~35節)

 今日の箇所から、再びバプテスマのヨハネが登場します。ヨハネは、イエス様のみわざを聞き、来るべき方はあなたですか、とイエス様に問います。それに対してイエス様は、理屈云々ではなく、主のみわざを見せられた上で「わたしにつまずかない者は幸いです」と、ヨハネが待ち望むその方であることを示し、信じ受け入れることの幸いを語られました。一方イエス様は、ヨハネの悔い改めのメッセージやイエス様を受け入れない人を、「笛を吹いても踊らない人」と言い、その人が悔い改めることがなく、主を受け入れないのは、自分を「正しい」としているからだと指摘されます。私たちはヨハネのメッセージを聞いて悔い改め「神が正しいことを認め」た人々のように、自らの罪を悔い改め、「正しさ」は主の内にあることを認め、福音を他人事にするのではなく、喜びを持って受け取りたいと思います。福音に対して無感動、無関心になるのではなく、笛が吹けば踊り、弔いの歌を歌えば、泣く者となりたいと思います。

関連記事

  1. 「わたしについて来なさい」 マタイ4章12~22節

  2. 「神の救いの壮大なご計画のうちに」使徒の働き22章17~21…

  3. 「私たちを用いてくださる神様」エステル記4章13~14節 

  4. 「キリストは思いがけない時に帰ってくる」ルカ12章35~48…

  5. 「キリストの弟子になるには」ルカ14章25~35節 

  6. 「すべての人に聖霊が注がれる」使徒の働き2章14~21節