「神の驚くべきみわざによる宣教」 使徒の働き28章1~10節

11月5日の礼拝のメッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtube.com/live/LSYk3-sHXAk

いよいよ使徒の働きも最後の章となりました。なかば漂流する形でマルタ島に着いたパウロたちは、幸いにも島の人々に親切にしてもらいました。この島の人々は、現代の私たちにもあることですが、人間中心の因果応報的な世界観を持っていました。しかし主は、彼らにパウロの奇跡を通して、神の国(支配)の現実をお示しになりました。神が支配する恵みの世界を、パウロが行った奇跡を通して見せられたのです。パウロは3ヶ月間マルタ島にいました。島の人々と言葉は通じなかったかもしれませんが、パウロが生きている神の国、恵みの世界は、言葉を超えて、島の人々を魅了したことでしょう。主イエスの福音は、滅びいくたましいを救うだけでなく、私たちを神の恵みの国(支配)に加える神のみわざです。私たちは、この神の国(支配)に加えられる時、人間中心の世界、自分本位の生き方から救い出され、神中心の世界、神本位の生き方で生きる者とされます。その生き方とは、パウロのように、神の恵みの通り良き管として用いられ、御霊によって導かれる生き方です。

関連記事

  1. 「心は内で燃えている」ルカ24章13~32節

  2. 「『鎖と苦しみ』を通ってでも届けたかった福音」使徒の働き21…

  3. 「捨て石が要の石に」ルカ20章1~19節

  4. 「苦難の中で見出す、真の幸いと祝福」Ⅱコリント4章6~11節…

  5. 「思い図るところを超えて」ルカ5章1~11節 …

  6. 「イエスは生きている」使徒の働き25章13~27節