「愛し、愛される関係へ」ルカ7章35〜50節

  今日の箇所はパリサイ人シモンの食卓にイエス様が招かれたという場面です。このシモンとイエス様が食事をしているところに、一人の女の人がやってきました。この人は、パリサイ人や周りの人から「罪深い女」と見られていた人でした。この女の人は、イエス様を見つけるなり、涙が溢れ、その涙で足を濡らし、自分の髪でぬぐいました。それは彼女の精一杯の歓待の表現であり、そこには、イエス様を愛する、信頼する姿がありました。一方、それらを見ていたシモンは、イエス様が、この女の人の罪を見抜くことができるかできないかを観察していました。そのシモンに対して、イエス様は、あなたはこの女の人のように私を受け入れなかったと述べられます。そして女の人に「あなたの罪は赦されています」と赦しの宣言をされ、主に愛され、愛する関係に招かれ、「安心して行きなさい」と主にある平安に生きることができるようにしてくださいました。私たちも主を試すのではなく、主の愛を受け取り、主を愛する関係の中で、主に信頼して安心して生きていきたいと思います。

関連記事

  1. 「主が御顔を向け平安を与えられる」民数記6章26、27節

  2. 「ここにはおられません。よみがえられたのです」ルカ24章1~…

  3. 「キリストの御体を覚えて」ルカ22章14~19節

  4. 「いつも神の前に」使徒の働き24章1~16節 

  5. 「日々自分の十字架を負い」 ルカ9章18~27節

  6. 「当事者としての悔い改め」ルカ13章1~9節