「日々自分の十字架を負い」 ルカ9章18~27節

 イエス様は、5千人の給食の奇跡をなされたあと、弟子たちに対して、イエス様を誰であると思っているのかと問われました。それに対して、弟子の一人ペテロが「神のキリストです」と、初めて弟子の口から、イエス様が神その方であることが告白されました。ここからが、本当の意味での弟子としてのスタートです。イエス様はその告白を聞き、これから捨てられ、殺されること、そして3日目によみがえられることを教えられました。今後イエス様が辿られる道を教えられた上で、弟子たち皆に「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。」と決意を求められました。弟子たちは弱さと不信仰を抱えながらも、与えられた使命に応えていきます。神様から与えられた使命は、一人一人違います。だから私たちも、自分ファーストではなく、「日々自分の十字架を負い」、この地で神様のみこころがなるようにと、キリストに付き従っていきたいと思うのです。

関連記事

  1. 「喜んで御国を与えてくださる主」ルカ12章13~34節

  2. 「約束を喜び迎える信仰」ハバクク1章1~11節 吉澤 盛男兄…

  3. 「給仕する者のように」ルカ22章24~30節

  4. 「ここにはおられません。よみがえられたのです」ルカ24章1~…

  5. 「子が父に仕えるように-若き牧者テモテ-」ピリピ2章19~2…

  6. 「主の死を告げ知らせ」Ⅰコリント11章23~26節