イエス様がサマリアとガリラヤの境を通られ、ある村に入られた時、そこに10人のツァラアトに冒された人がいました。彼らはイエス様を見かけるなり「私たちをあわれんでください」と癒しを求めました。それに対してイエス様は、祭司に見せに行きなさいと命じられ、彼らは従いました。するとなんと、行く途中で彼らはその病から癒されました。しかし話はここからが重要です。10人のうち1人が、神様をほめたたえてイエス様のところに引き返してきました。ひれ伏す彼に対してイエス様は「あなたの信仰があなたを救ったのです」と言われました。イエス様の癒しのみわざは、この10人すべての人に表されました。しかし神様をほめたたえ、イエス様に感謝したのは1人だけでした。私たちにもイエス様の救いのみわざが表され、信仰が与えられていますが、しかしそれを感謝して受け取るかどうかは私たちに委ねられています。私たちは救われた喜びを抱き、与えられた信仰に感謝したいと思います。その者にイエス様は「あなたの信仰があなたを救ったのです」と信仰の確信を与えてくださるのです。