3月7日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
十字架刑が決まったイエス様は、十字架を担ぎ、ゴルゴダの丘を目指しますが、途中担いきれず、クレネ人のシモンが代わりに担ぎ、運びました。イエス様のことを嘆き悲しむ民衆や女の人たちが後について行きました。すると、その女の人たちの方にイエス様は振り返り「わたしのために泣くのではなく、自分自身のために泣きなさい」と言われました。それは、これからエルサレムに起きる悲劇を預言するものであり、救い主を受け入れなかったエルサレムに神のさばきがあることを示唆されました。そしていよいよイエス様は、他の受刑者と共に十字架にかけられ、十字架上で、「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが、わかっていないのです」と、とりなしの祈りをささげられました。イエス様は、私たちの罪を背負い、神のさばきを一手に引き受け、そして「彼らをお赦しください」と最後の最後まで私たちを愛し、罪赦されることを願われました。私たちは、イエス様の十字架には、神のさばきという厳粛さがあることを覚えつつ、だからこそイエス様が十字架にかかられたことの「神の豊かな恵み」(エペソ1:7)に心から感謝したいと思います。