3月6日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
32節から再びペテロが登場します。ペテロは、リダという町に入っていき、8年間中風の病で苦しむアイネアを、イエスの名によって癒します。それを見ていた人々は、主に立ち返りました。またヤッファでは、病気ゆえに亡くなってしまったドルカスをよみがえらせました。それを見た人々は、主を信じました。これらからいくつかのことが分かります。一つ目は、ペテロは、イエス・キリストの宣教の継承者であること。二つ目は、ペテロの名ではなく、イエスの名がほめたたえられたということ。そして三つ目は、イエスの名によってなされたペテロのみわざを通して、主に立ち返り、主を信じる者が起こされていったということです。ペテロの癒しのみわざは、つまるところイエス・キリストの十字架と復活という救いのみわざに、人々が信仰によってあずかるためです。宣教が受け継がれていくものであることを見るときに、今それは私たち、教会にその使命があることが分かります。そして私たちもイエスの名を証していくことで、主に立ち返り、主を信じる者が起こされていくのです。