「神が死者をよみがえらせる」 使徒の働き 26章1~11節

8月20日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtube.com/live/c1gTvPrfrD4

 パウロはユダヤの王アグリッパの前で、弁明していきます。パウロは訴えられている理由を、パウロが「神が約束された望みを抱いている」ためであると言い、さらにパウロは聴衆に対して「神が死者をよみがえらせるということを、あなたがたは信じがたいこと」と考えている、と言いました。これらの言葉は、ユダヤ人が、自分の正しさや「こうあってほしい」という自分たちが思い描いていたこととに固執し、それゆえにパウロが語る、キリストにある望みを受け取れない、信じがたいことにしてしまっているということを示しています。私たちも、誰もが自分の正しさを持っていて、こうなってほしいという理想を思い描きます。しかし理想と現実にはギャップがあって、その狭間で悩んだり、落ち込んだりします。そしてそれ故に神を信じることや信頼することが虚しく思えてくることがあるかもしれません。しかし私たちに与えられている信仰は、私たちの理想を超えた、神が与えられる、神と共に生きるストーリーに生き、導かれる神に委ねることに働きます。「神が死者をよみがえらせる」これは人知を超えた、神の救いのストーリーが、私たちのうちで始まったことを意味しています。

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