「天で神は人々とともに住み」ヨハネの黙示録21章1~4節

9月17日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://www.youtube.com/live/vyByRO3fr3M?si=vp1_74tFYaJPXJou

召天者の方々は、私たちに先立って、主イエス様という道を通り、今は天におられる父の神の御許におられます。聖書は、父とともにあることを「ともに住み」と語っています。「ともに住む」というのは、「家族となる」ということです。召天者の方々は、神の家族として、父の家に帰られたのです。私たちもいずれ、父の家に帰ります。今日の箇所は、私たちが父の家に帰るとき、どのように神は私たちを迎えてくださるかを明らかにしています。神は、父の家に帰ってくる私たちを、叱ったり、渋々受け入れられるのではなく、まず私たちの「涙をことごとくぬぐいとってくださる」というのです。この地であらゆる苦しみや悲しみを背負いながら、精一杯生きて、ようやく帰ったきた父の家で、私たちは全ての重荷を降ろし、安堵の気持ちと喜びで満たされます。そして涙するしかない私たちを、神はまず抱きしめ、慰め、私たちの目からこぼれ落ちる涙一滴一滴をことごとくぬぐってくださるというのです。これは神の永遠の慰めにあずかることを意味しています。私たちは召天者を偲びつつ、主の永遠の慰めに思いを向け、その喜びと希望を持って生きていくことができるのです。

関連記事

  1. 「主が御顔を向け平安を与えられる」民数記6章26、27節

  2. 「イエスの名を信じる信仰のゆえに」使徒3章11~16節

  3. 「キリストの名のゆえに」ルカ9章37~48節  

  4. 「待ち望むことに意味がある」哀歌3章25~33節

  5. 「イエスは生きている」使徒の働き25章13~27節

  6. 「イエスの名以外に救いはなし」使徒の働き4章1~12節