「真の協力者」ピリピ4章1~3節

6月9日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtube.com/live/f0ozdmrFZpo

 この世にあって、問題のない教会、完全な教会はありません。ピリピ教会のうちにも、分派分裂に繋がりかねない大きな問題を抱えていました。パウロは、問題の渦中にいる二人の女性に対して、「主にあって同じ思い」(2章1~5節)になるように勧めながら、教会の「真の協力者」に呼びかけ、教会全体で取り組むように勧めています。パウロはこの問題を通して、二人だけでなく、教会が「主にあって同じ思い」を持つ機会となり、成長、成熟する良い機会と捉えていました。私たちはどこかで自分の理想とする教会や完全な教会を求めてしまうかもしれません。しかし主が私たちに望まれていることは、「キリストのうちにある思いを私たちの間でも抱く」ことです。ですから私たちは「主にあって同じ思い」になるよう互いに協力し助け合おうではありませんか。神様は、私たち教会をも愛し、「私の喜び、冠よ」と見てくださっています。この神様の愛の眼差しの中で、不完全でありながらも、真の、真の協力者であるイエス様にお頼りし、「キリストのうちにある思い」で一致することで、神様の栄光を現していきたいと思います。

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