8月18日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
https://youtube.com/live/tD9C5bFyAhk
コロサイ書は、パウロがコロサイ教会にあった問題を対処するために書かれた手紙です。しかしパウロはこの手紙で、単に問題への対処方法だけを伝えたのではありませんでした。パウロは本質的なことについて語っていきます。パウロがこの手紙で語っていること、それは救いをもたらす神の救いの言葉、福音とはなんぞや、そしてイエス・キリストは私たちにとってどういう存在なのかということを語ります。しかもパウロはこれらのことを、壮大なスケールで、天地万物の創造、人間は神のかたちとして造られたことを取り上げながら語っていきます。そして手紙の冒頭、福音とは、救いをもたらす神の真理のことばであり、福音を受け取る者たちのうちに福音は実を結び、成長すると語ります。福音がもたらす実は「キリストに対する信仰」(4節)であり、「希望」(5節)であり、「愛」(4、8節)です。神は、私たちを神のかたちとして、すなわち「信仰・希望・愛」を持ち、それらによって生きる存在として造られました。そして御子イエス様を通して、福音を与えてくださり、私たちをますます「信仰・希望・愛」によって生きる者としてくださるのです。