5月18日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
https://youtube.com/live/Gh3XIDgjmPQ
ルツ記は、ベツレヘムに帰ってきたナオミと異邦人の嫁ルツが、ナオミの親戚であるボアズと出会い、ルツはボアズの「買い戻し(贖い)」によって妻となり、二人の間にオベデという男の子が生まれるというところで終わります。ボアズはルツとナオミに対し責任をもって行動し、彼らを贖う存在となりました。この「贖い」は新約におけるキリストの働きを指し示しています。キリストは私たちを罪の支配から救い、神のものするためにご自身のいのちを代価として支払われた、まことの贖い主です。
ルツ記の最後は、ボアズとルツの子孫からダビデが生まれるという系図が記されています。それはこのルツ記が単なるユダヤのある一家族のファミリーストーリーではなく、ダビデのファミリーストーリーであったことを示すためです。ダビデの系図は、すなわちイエス・キリストの系図でもあります。系図とルツ記が示しているのは「血筋」ではなく、「信仰」です。私たちも信仰によって贖われ、神の子とされ、神のファミリーに加えられるのです。私をキリストにあって贖い、主のものとしてくださった神の素晴らしさをほめたたえたいと思います。