「神に栄光を帰す」使徒の働き12章18~25節

5月8日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtu.be/edXO98GvINg

ペテロを処刑しようとしたヘロデは、民たちの支持を受けながら、主の使いに打たれて息絶えました。聖書は、虫に食われたからであることを明らかにすると同時に、打たれた原因が、「彼が神に栄光を帰さなかったからである」と記しています。ヘロデは、本来神に帰されるべき栄光と栄誉を自分のものとしようとしました。罪の本質である、人が神のようになろうとするという欲がはらみ、望み通りになっていく現実に、彼は溺れてしまったのです。私たちは、このことを完全に他人事にすることはできません。なぜなら、神様はイザヤ書で「わたしのためにわたしが形造ったこの民は、 わたしの栄誉を宣べ伝える」(43:21)と言われ、私たちを造られた目的が、神の栄光、栄誉を宣べ伝える、現すためだと明らかにしておられるからです。私たちが、人間の本分を見失う時、神様からいただく祝福を受け損ねます。「食べるにも飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現す」(Ⅰコリント10:31)者と、キリストの福音によってされたことを喜び、正しく主を恐れ、神の栄光を現し、栄誉を宣べ伝えていきたいと思います。

関連記事

  1. 「神の国の食卓に招かれて」ルカ14章1~24節 

  2. 「キリストの名のゆえに」ルカ9章37~48節  

  3. 「主の晩餐に招かれて」マタイ26章26~29節

  4. 「主の死を告げ知らせ」Ⅰコリント11章23~26節

  5. 「主が御顔を向け平安を与えられる」民数記6章26、27節

  6. 「みことばの礎の上に」 ルカ6章46~49節 池淵 亮介主事…