「振り返って知る神の恵み」使徒の働き16章35~40節

9月4日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtu.be/mZDRyxbJ-ik

 今日の箇所は、ローマ市民権を持っていたパウロとシラスが長官の手によって釈放され、キリスト者が集うリディアの家に無事に帰っていくことができたというところです。ここから二つのことがわかります。一つは、もし長官がパウロたちを牢に入れる前にローマ市民権を持っていることを知ったなら、看守が主イエスを信じ救われることはなかったということです。私たちも振り返ることによって、神の大きな恵みがあったことに気付かされることがあると思います。一人一人に降り注がれている神の恵みに目を向けることによって、信仰は強められていくのです。二つ目は、神の恵みは教会で分かち合われ、皆の信仰の励ましとなったということです。ペテロにしてもパウロにしても、彼らが帰っていく先はいつも教会でした(使徒の働き12章参照)。そこで神の恵みは分かち合われ、信仰が共に励まされる交わりがあったのです。神様は私たちにも帰る場所である教会を与え、そこで慰め、励まし、喜び、主の御名をあがめる交わりを持たせてくださるのです。

関連記事

  1. 「主はあなたを買い戻す」ルツ記4章13~22節

  2. 「キリストこそ主である」使徒の働き2章22~32節

  3. 「神様からのプレゼント」Ⅱコリント5章17節 戸田 隆兄

  4. 「小さなことにも忠実な良いしもべ」ルカ19章11~28節

  5. 「神の国の逆転の真理」ルカ6章12~26節

  6. 「キリストの主権の下に」使徒の働き22章22~30節