「新しい民の集い」詩篇 8篇1~9節 井上 央

6月15日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
※配信中に回線が途切れたため動画が3つに分かれています。

動画1 https://youtube.com/live/2YTRHHyBlpQ

動画2 https://youtube.com/live/n9HuA7q9jGs

動画3 https://youtube.com/live/zI94i_OfA7c

信徒は日々聖書のみ言葉の恵みに支えられ歩みます。一方み言葉の示すところはいつも明瞭であると限りません。教会は聖書に立って信仰を守ります。しかし各教会が信じ守っていることにも時に差が生まれます。“福音派”の教会という呼名を耳にします。この名で呼ばれるアメリカの教会の群れが注目を浴びています。その信仰が人々の間に亀裂を生み出すのに力を貸しています。中東に生まれた現代国家イスラエルの選民思想に基づくパレスチナ人の暴力的な排除と結びつきを見せています。“福音派”信徒も自らの立場が聖書に基づいたものと訴えます。詩篇第8篇には神に選ばれた「人」の驚きが表現されています。この人とはだれのことか。イスラエルの王に選ばれたダビデ?選ばれた民イスラエル全体?へブル人への手紙はここで語られる「人」とは主イエス、神の子であるにもかかわらず自らを低くして人となり、罪あるものすべての救い主となって下さった主イエスを指していると教えます。選ばれたのはイエス。この地上に古い約束によって義とされる選民などいない。すべての人間は主イエスが十字架で捧げられた御体の贖いによってのみ、御国に招かれ、新しい国の民とされます。

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