「一羽の雀さえ」ルカの福音書12章1~12節 

 パリサイ人らに叱責し、戒められたイエス様は、弟子たちに対しても語られました。その内容は、パリサイ人の偽善には気をつけること、暗闇で言ったことは必ず広まるということ、からだを殺すことしかできない者を恐れてはならないということ、人々の前でイエス様を認めるということ、聖霊を冒涜する者は赦されないということ、言うべきことは聖霊が教えてくださるということ、でした。イエス様は今後、弟子たちに敵対してくる者に対してどう対処するのかを教えられる中で、何度も「恐れることはない」と励まされます。そしてイエス様は、神様の眼差しがどうであるかを市場で売られている雀を例にして教えられました。それは小さな、そして一般的に価値の低い一羽の雀さえ、神様は忘れられず、ましてや、その雀よりももっと価値ある私たちを神様は髪の毛すべてを数えられるほどに覚えてくださるということでした。私たちもこの神様の愛と眼差しの中にあるからこそ、恐れる必要はありません。

関連記事

  1. 「生ける神のことばに耳を傾けて」使徒の働き14章8~18節

  2. 「振り返って知る神の恵み」使徒の働き16章35~40節

  3. 「いのちであるキリスト」コロサイ3章1~4節

  4. 「キリストの福音にふさわしい生活」ピリピ1章27~30節

  5. 「顔を神の国に向けて」ルカ9章49~62節 

  6. 「神の栄光を携え来られる救い主」 ヨハネ11章1~6, 39…