「みことばの礎の上に」 ルカ6章46~49節 池淵 亮介主事

9月6日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます

https://youtu.be/j2lTWpwVJJU

 みなさんが大工だとして、「岩の上に土台を据える」作業を考えてみましょう。これはむき出しの岩を探し出して、その上に土台を据えることではなく、地面を深く掘り下げて出てくる岩盤のことを指しています。夏場の日照りの中で乾燥した粘土質の土がガチガチに固まった地面を岩の岩盤にぶち当たるまで掘り下げるという骨の折れる作業と根気と忍耐と労力が、この「御言葉を聞き、そのことばに従い、言葉どおりに行う」歩みの例として語られているのです。
 みことばをただ聞くだけなら簡単です。しかし、聞いた御言葉を、自らの生活に適用して、御言葉に自分を聞き従わせることは、それだけ根気と忍耐が要ること、日々の努力が要る作業であるということです。
 あなたの人生に確かな土台を築きなさいと聖書は語ります。そして、それはキリストの言葉によるのであると。必ず土台が試される試練の時、困難の時は、やって来るという忠告が語られます。だからこそ、今、みことばを聞くだけではなく、このキリストの言葉の上に、あなたの人生の礎を築きなさいと聖書は語ります。確かな土台であるキリストの上にこそ、決して揺るぐことのない人生があるのです。

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