「神の国の奥義」ルカ8章1~18節

 今日は、いわゆる「種蒔きのたとえ」の箇所です。イエス様は群衆に、このたとえを語られた後、弟子たちだけにたとえの意味を語られました。それは、「神の国の奥義」に関することで、いよいよイエス様はこの奥義を明かされていきます。このたとえには4つの「心」が挙げられています。1つ目から3つ目の「心」に落ちた「神のことば」は、実を結ぶことはありませんでしたが、4番目の「心」では、実を結びました。それは「良い心でみことばを聞いて、それをしっかり守り、忍耐し」たからだと述べられました。これこそ神の国の奥義の一つであり、奥義を受け取る大切な私たちの信仰の姿勢でした。またこの奥義は、一度明かされたなら、隠されることはなく、すべての人が知るようになる。ですから、聞く耳を持つことが大切であることを述べられます。私たちも聞く耳を持ち、心耕し根を張らせ、忍耐を持って実を結ぶことを願いたいと思います。神様は必ず、聖霊を通して実を結ばせて下さいます。

関連記事

  1. 「神は生きている者の神」ルカ20章27~40節

  2. 「平安と喜びを携え来られる救い主」ヨハネ12章12~18節

  3. 「輝かしいみわざに喜ぶ」ルカ13章10~17節

  4. 「キリストこそ 私たちの平和」エペソ2章14~17節

  5. 「祈りと聖霊による大胆さ」使徒の働き4章23~31節

  6. 「励まし、慰められるために」 使徒の働き20章1~6節