「生きる手立てのすべてを投げうってでも」ルカ21章1~4節

9月27日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます

https://youtu.be/tfjakWBiTrY

 イエス様と弟子たちは神殿内の「婦人の庭」と呼ばれるところに来て、そこで献金をささげている人たちを見ていました。そこにお金持ちの人が来て献金し、次に貧しいやもめの人がレプタ銅貨2枚を献金しました。それを見られたイエス様は、「この貧しいやもめは、だれよりも多くを投げ入れました」と言い、お金持ちの人たちが余りある中からささげたのに対して、この貧しいやもめの人は、持っていた生きる手立てのすべてをささげました、と言われました。つまりイエス様は、ささげられた金額に目を留められたのではなく、このやもめの人の信仰、主への信頼、感謝の心、献身の思いに目を留められました。そしてここに、このやもめの人と神様との間に麗しい関係があることを見ることができます。やもめの人の中には、こんな少額のささげるものは必要ないのではないかとか、周りを見渡し、恥ずかしいという思いもなかったと思います。ただ主だけを仰ぎ見、用いていただける喜びがありました。イエス様もその心を喜ばれました。私たちもこのやもめのように、神様との麗しい関係に価値を置いていきたいと思います。

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