「この道に生きる」使徒の働き19章21~40節

2月5日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtube.com/live/2L3iWyjDWdc

 エペソにて、イエスの福音を信じる者が起こされていく一方、そのことに脅威を覚える人たちがいました。彼らは、パウロの宣教に対する反発の声を上げ、それをきっかけとして町中を巻き込んだ大騒動が起こりました。最終的に神様は、町の書記官を用いて騒動を沈静化し、パウロの宣教活動だけでなく、エペソにある教会を守られました。「この道(キリストの道)」を伝えるパウロは、異教社会であり、一般的に魔術が行われていたエペソの町で、福音を宣べ伝えていくなら、どのようなことが起こるか分かったはずです。それでも福音を宣べ伝えていったのは、彼自身が「この道」に生きる幸いを知っており、福音の恵み、喜びにあずかっていたからです。そして何よりも「人知をはるかに超えたキリストの愛」(エペソ3章19節)に捕えられていたからです。私たちも「この道」に生きる時、さまざまなことが起こります。それが一時的には苦しみや困難なことであっても、主は、それさえも益と変えてくださり、私たちに与えてられている福音の恵み、喜びに気付かせる機会としてくださいます。私たちに与えられている「この道」は「キリストの愛」に捕えられていく道なのです。

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