「知恵と御霊によって」使徒の働き6章8~15節

10月24日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtu.be/T6mpWxB90EI

 やもめへの配給係の一人として選ばれたステパノは、信仰と聖霊に満ちた人で、使徒たち同様に、人々の間で大いなる不思議としるしを行ない、イエスの名を証していました。ところがそのステパノに対して、保守的ユダヤ教であったリベルテン(解放奴隷)に属する人々は、苛立ちを隠せず、議論してもステパノの「知恵と御霊に対抗すること」ができないと分かると、ステパノを捕らえ、偽りの証人を立てて、最高法院に訴えていきました。今日の箇所から二つのことがわかります。それは、伝統や自分自身が培ってきたことに執着するあまり、真実や神のみこころを見失ってしまうということ。神のみこころを知ろうとしないことを、聖書は「無知」と言います。そしてもう一つは、「知恵」とは、みことばを蓄えることであり、そのことばに表されている神のみこころを知ろうとすることです。私たちも、神のことばであるみことばを蓄え、そのことばに表されている神のみこころを知っていく者となりたいと思います。聖霊は私たちの考える力や想像力を用いて、神のみこころを悟らせてくださいます。

関連記事

  1. 「神の救いの壮大なご計画のうちに」使徒の働き22章17~21…

  2. 「一人の罪人の悔い改め」ルカ15章1~10節

  3. 「あなたのためのクリスマス」ルカ2章10,11節

  4. 「自分を低くするものは高くされる」ルカ18章9~17節

  5. 「すったもんだと別れがありまして」使徒の働き15章33~41…

  6. 「神の恵みにとどまる」使徒の働き13章42~52節