「主にある喜びの食卓」ルカ9章1〜17節

 今日の箇所は、いわゆる、5千人の給食と言われる箇所です。イエス様は、弟子たちを連れてベツサイダという
人里離れた町へと行かれました。ところが、イエス様の話を聞こうとする人、癒やしを必要とする人たちが大勢やっ
てきて、時刻は、夕暮れ時を迎えました。そこで弟子たちは、「私たちは、このような寂しいところにいる」ので、人
々を解散させ、夕食がとれ、宿泊できる町に行かせてくださいとイエス様に頼みます。それに対してイエス様は、「
あなたがたが、あの人たちに食べる物をあげなさい」と弟子たちが持っていた5つのパンと2匹の魚を取り、神様を
ほめたたえ、それを裂き、そこにいたすべての人たちに分配させました。イエス様は配り終えた弟子たちにもちゃ
んと食事を残してくださいました。私たちも今置かれているのが「寂しいところ」にいるかもしれません。しかしイエ
ス様が共におられるところが、主にある喜びの食卓となります。私たちもこの主の食卓の素晴らしさを味わい、その
恵みに招かれている人のために、食卓を整えたいと思います。

関連記事

  1. 「神の奥義であるキリスト」 コロサイ1章25b~29節

  2. 「キリストに結ばれて」黙示録7章13~17節 井上 央兄

  3. 「回復の時が来て」使徒の働き3章17~26節

  4. 「勇気を出して」使徒の働き23章11~22節

  5. 「イエス様をただ信じる幸い②」ルカ8章49~56節

  6. 「今日、救いがこの家に」ルカ19章1~10節