「あなたはどう読んでいますか」ルカ10章25~37節

 今日は、「良きサマリア人のたとえ」と言われる箇所です。ある律法の専門家がイエス様に「永遠のいのち」を得るにはどうすれば良いのかと問い、イエス様は、「あなたは律法をどう読んでいますか」と聞かれます。それに対して律法の専門家は、「神を愛し、隣人を自分自身のように愛すること」と適切に答え、続けて「隣人」とは誰かと質問しました。それに対してイエス様は、「良きサマリア人のたとえ」を語られ、「あなたも行って、同じようにしなさい」と言われました。このやり取りから分かることは、「隣人」とは、ユダヤ人だけでなく、すべての人であるということ。律法は正しい理解とともに、実践すべきということ、そしてそもそも「隣人とは誰か」が重要ではなく、「どのようにすることが隣人を愛することなのか」が重要であるかが示されました。私たちも聖書を正しく理解することに努め、神様の愛を実践していきたいと思います。それとともに、私たちは今、律法の成就者であるイエス様を信じることによって、「永遠のいのち」を得ることができる幸いも覚え歩んでいきたいと思います。 

関連記事

  1. 「金銭を愛する者は、神を愛せない」ルカ16章14~31節

  2. 「祈ることの祝福」ルカ11章1~13節

  3. 「主は今も生きておられる」ルツ記3章10~13節

  4. 「神は私たちのすべての背きを赦し」コロサイ2章11〜14節

  5. 「悪魔の誘惑とイエスの勝利②-愛-」 マタイ4章5~7節

  6. 「キリスト教会的問題解決方法」使徒15章1~22, 30, …