「わたしの名が天に書き記されている喜び」ルカ10章1~24節

 イエス様は、ご自分が行くつもりのすべての町に72人を遣わし、彼らは主にある平安が訪れること、神の国が近づいたことを家々に行って述べ伝えていきました。喜んで帰ってきた72人の弟子たちに対して、イエス様は「あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい」と言われました。そして聖霊に満たされたイエス様は、父、子、聖霊の神様の交わりにあずかることの幸いに感謝をささげ、その神様の関係性、喜びが今、御子を通して示されていることに喜び溢れました。私たちも、この地で何かを成功したとか、クリスチャンとして立派に歩んだとか、それらが私たちの喜びとなるかもしれませんが、しかしそれが私たちの最大の喜びとなるのではなく、わたしの名が天に書き記されていること、つまり父、子、聖霊の親しき交わりに今すでに加えられ、神の子として、神の国の民としての籍が、天にあることを喜びとしたいと思います。そこに喜びを覚えるとき、私たちのこの地での一つ一つが主の恵みとなっていくのです。

関連記事

  1. 「主は私の羊飼い」詩篇23篇

  2. 「私たちを迎えてくださる主」ヨハネ14章1~4節

  3. 「救い主を待ち望む」イザヤ9章6、7節

  4. 「大きな恵みがあったので」使徒の働き4章32~37節

  5. 「苦難の中で見出す、真の幸いと祝福」Ⅱコリント4章6~11節…

  6. 「主の恵みにゆだねられて」使徒の働き15章36節~16章5節…