「ダビデの子であり、主であるキリスト」 ルカ20章41~47節

9月13日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます

https://youtu.be/xuELwpzPVaA

 ルカの20章は、イエス様が祭司長や律法学者、サドカイ人たちから質問を受けて、それに答える形で話が進んでいましたが、この章の最後は、イエス様が彼らに、またそこに居合わせていたユダヤ人たちに逆に質問される場面です。ここでイエス様が質問されたことは、「どうして人々は、キリストをダビデの子だと言うのですか」ということでした。この質問の意図とは、聖書が示す正しい「キリスト」の認識を持たせるためでした。民たちは文字通りダビデの血筋として、また国を治める政治的な王を「キリスト」(メシア)と思っていましたが、しかしイエス様は詩篇110篇1節のダビデの言葉から、その矛盾を指摘され、「キリスト」とは「神の右の座」に着く、ダビデを超えた全世界を支配される偉大なる王であることを示されました。そして続けて、律法学者たちには用心しなさいと戒められ、彼らには厳しい罰があることを述べられました。それはすなわち「キリスト」こそ救い主であり、さばき主(敵を足台とされる方)であることも教えられました。私たちも、客観的に「キリスト」を見るのではなく、「私の主」として受け入れ、この方と共に生きていきたいと思います。

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