「ヤコブの12人の息子たちⅡ」創世記50章15節~21節  満下 淳二

7月9日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://www.youtube.com/live/D9nXm7ifT1o?feature=share

エジプトの宰相となったヨセフは、飢饉が全土に及んだとき、エジプトへ食料を買い求めてきた兄弟たちに再会します。彼らは2度目の訪問の時、ヨセフの計略に対し命がけで末弟ベニヤミンを守りました。ここに父ヤコブが悲しむ姿を見たくない思いと、ヨセフを売り飛ばした後悔がありました。兄弟たちの心の一致を見たヨセフは、自分の身を明かし兄弟たちと和解した(創世記44章)・・・はずでした。しかし父ヤコブの死後、兄弟たちはヨセフの仕返しを恐れ、直接会わずに父ヤコブの言葉として兄弟たちをゆるすように伝えました。これを聞いたヨセフは「泣いた」。そこにはおそらく「自分は心からゆるしたつもりが、兄弟たちは受けとめきれていなかった。」という複雑な思いを感じます。今日はこの時のヨセフの揺れ動いた気持ちを探ってみたいと思います。

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