12月5日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。
クリスマスが本当の喜びとなるために、アドベントを過ごす私たちの大切な姿勢について聖書より見ていきたいと思います。第一は、神の御子イエス・キリストが何のために、この世に来られたのかという目的を知るということです。そして、その目的は「罪人を救うため」です。第二に、私たちはその救われるべき罪人であることを認めるということです。パウロも「私は罪人のかしらです」と自認しています。しかしこの「罪人」であることを認めるというのは、決して自己否定や自己卑下することではありません。いやむしろ、自己否定しやすい私たちを救うために、主の恵みに気づかせるために、イエス様は来られたのです。神に背く罪があることを認めつつ、しかし自分で自分をさばくのではなく、その罪を赦すために、イエス様が十字架と復活という救いのみわざを成し遂げてくださったという主の恵みに目を向けていくことが大切です。パウロも「罪人のかしらです」と自認していましたが、その心のうちには、いつも主の恵みと神への信頼、そしてキリストの愛があり、救われた喜びがありました。私たちもパウロのように、罪人であることを自覚しつつ、しかし、私を救うために来られたイエス・キリストを喜んで、待ち望んでいきたいと思います。