パウロの告別説教①「神に対する悔い改めと主イエスへの信仰」使徒の働き20章13~21節

2月19日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtube.com/live/W8nI2NTS5Mc

 パウロのミレトスでの告別説教は、教会の長老に対して語られたという意味で貴重です。それはつまり、教会にとって、奉仕者にとって、根幹とすべきことは何であるかを改めて教えているということでもあります。この説教の中でパウロはまず、「涙とともに主に仕えてきた」と自分自身の奉仕の姿勢を示した上で、全ての人に「神に対する悔い改めと主イエスに対する信仰(福音)を証ししてきた」と語りました。私たちも奉仕する上で、大切なことは、「主に仕える」という姿勢です。当たり前のように聞こえますが、私たちは時に自分に、また人に仕えてしまうこともあるのではないでしょうか。何をするにしても「主に仕える」ことが、奉仕者としての最も大切な姿勢となります。そして教会の中心、キリスト者の根幹は福音であるということです。複雑化するこの世にあって、教会もキリスト者も、あらゆる必要に応えていかなければならないという現実があると思いますが、何を中心とすべきか見失いたくありません。そして私たちが最も宣べ伝え、証しすべきなのは、神への悔い改めと主イエスへの信仰という福音です。

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