「愛と信頼の交わりが生き生きと」 ピレモン1~7節

3月16日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtube.com/live/ryYGXX9mEZE

 ピレモンへの手紙は、パウロがピレモン宛に書いた私的な手紙であり、その内容は、逃亡奴隷オネシモを、キリストにある兄弟として受け入れてほしいというものでした。
 本書が指し示しているのは、神の愛と赦しですが、今日の箇所から教えられることは、主への信頼と互いに信頼し合うということが、人々に安心をもたらすということです。イエス様も欠けだらけの弟子たちを愛されただけでなく、信頼されました。ですから「愛する」ということと「信頼する」は深く関係していて、信頼し合う交わりには、安心と喜び、慰めがあります。まさに神様が願っておられる交わりとは、私たちが主を信頼して、互いに信頼し合う交わりを築くことと言えます。私たちは人を信頼することに難しさを覚えることがありますが、だからこそ主を信頼することが大切で、主に信頼することによって、人を信頼していくことができます。
 パウロのピレモンへのチャレンジは、私たちへのチャレンジでもあります。でもそれは私たちの交わりがますます「生き生きとしたもの」となり、安心と喜び、慰めに満ちたものとなるためなのです。

関連記事

  1. 「恵みのことばを証しされ」使徒の働き14章1~7節

  2. 「葬りという慰め」創世記23章17~20節

  3. 「すべてを益と変えてくださる主」使徒21章37~22章5節

  4. 「生きることはキリスト、死ぬことは益」ピリピ1章19~26節…

  5. 「教会の誕生」使徒の働き2章40~42節

  6. 「忠実な奉仕者」   コロサイ4章7~11節