「恵みのことばを証しされ」使徒の働き14章1~7節

6月26日の礼拝メッセージ録画は以下よりご覧いただけます。

https://youtu.be/Aa0VFhjbUm0

 パウロとバルナバは、先ほど厳しい迫害にあったにもかかわらず、次に行ったイコニオンでもユダヤ人の会堂に入っていき、大胆に福音を語っていきました。するとここでも大勢の人たちがキリストを信じる一方、彼らに敵対し、宣教を妨害する者たちがいました。このところから二つのことを教えられます。一つは、パウロとバルナバの主に対する忠実さです。彼らは、厳しい現実の中にあってもいつも神のみこころに忠実でした。私たちも置かれているところで、主が願われていることは何かを考えながら、忠実であろうとすることはとても大切です。二つ目は、主は、キリストを信じる者を通して、恵みのことばを証しさせてくださるということです。この恵みのことばを証するというのは、イエスのこと、福音のことばにとどまりません。私たちが、信仰を持って、主のみこころを思いながら歩むとき、私たちを通して、主ご自身が、恵みなる方であることを証しされるのです。私たちはなんとかして宣べ伝えていかなくてはと、気負うことがあるかもしれませんが、何気ない日常の中でも主は働き、キリストを信じる者を通して、ご自身を現してくださるのです。

関連記事

  1. 「すべての人に聖霊が注がれる」使徒の働き2章14~21節

  2. 「祈りとみことばによって」使徒の働き6章1~7節

  3. 「笛を吹けど踊らず」ルカ7章31~35節(18~35節)

  4. 「沈黙から神への賛美に」使徒の働き11章1~18節

  5. 「パウロの告別説教③神とその恵みのみことばにゆだねられて」使…

  6. 「十字架のことばは神の力」Ⅰコリント1章18~25節 袴田康…