「喜んで御国を与えてくださる主」ルカ12章13~34節

 私たちは、神様と「喜び」を共有することができます。この神様との喜び合う交わりにあるならば、私たちは日常の思い煩いから解放され、平安に生きていくことができます。イエス様は、今日の箇所で何度も「心配するのをやめなさい」と弟子たちに語られます。なぜなら私たちが心配しているのは、富や財産に私たちの心があるからであり、そうであると真に神様との喜びを共有できないからです。しかし、私たちの必要をすでに知ってくださって、養い、装い、良くしてくださる神様に信頼していくなら、またその神様との交わりに私たちの宝を置くなら、心配するのをやめることができるのです。ですから私たちは、いずれ失くなる財産ではなく、永遠のいのちと神様との交わりという「御国」を求めていきたいと思います。神様は「喜んで」、私たちに御国を与えてくださり、それを受け取る私たちのうちに、その喜びを満ち溢れさせてくださるのです。

関連記事

  1. 「輝かしいみわざに喜ぶ」ルカ13章10~17節

  2. 「主の苦悩の中の祈り」ルカ22章39~46節 

  3. 「新しい民の集い」詩篇 8篇1~9節 井上 央

  4. 「いつでも、どこでも福音」使徒の働き17章1~9節

  5. 「永遠に主の家に住まう」ヨハネの福音書10章11~16節 井…

  6. 「死は勝利に呑み込まれた」Ⅰコリント15章54~58節